【ニューヨーク時事】 国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、 緊急会合を開き、 北朝鮮による6日の 弾道ミサイル発射を受けた対応策を協議した。 会合後、 ヘイリー米国連大使は記者団に「あらゆる選択肢を検討している」 と述べ、 北朝鮮をけん制した上で、 制裁決議履行
【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は8日午前(日本時間9日未明)、緊急会合を開き、北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射を受けた対応策を協議した。会合後、ヘイリー米国連大使は記者団に「あらゆる選択肢を検討している」と述べ、北朝鮮をけん制した上で、制裁決議履行の徹底や北朝鮮の行動を引き出す方法を探るよう各国に強く促した。選択肢の内容について具体的な言及は避けた。
さらに、金正恩朝鮮労働党委員長について「理性のある人物ではない」と繰り返し強調。「驚くほど無責任で傲慢(ごうまん)だ」と批判した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは、トランプ政権が北朝鮮の核の脅威に対応するため、武力行使や体制転換も選択肢として検討中と報じている。ヘイリー氏が述べた「選択肢」には軍事行動も入るとみられるが、会合後のヘイリー氏は「北朝鮮への対応を再評価し、(方針を)決定し、それに従い行動する」と説明するにとどめた。(2017/03/09-06:31)
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