愛子さまは、 学習院女子中等科の 卒業文集で、 「世界の 平和を願って」 と題して、 去年、 修学旅行で広島市の 平和公園を訪れた経験をもとに「平和」 への 思…
愛子さまは、学習院女子中等科の卒業文集で、「世界の平和を願って」と題して、去年、修学旅行で広島市の平和公園を訪れた経験をもとに「平和」への思いを記されました。 この中で、愛子さまは、「原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、71年前の8月6日、その日その場に自分がいるように思えた」と当時の心境を明かしたうえで、「原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた」と振り返られました。 一方で、愛子さまは、原爆慰霊碑の前から、「平和の灯(ともしび)」の向こうに原爆ドームが見えた際、「間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願いや思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られているように思われた。「平和とは何か」ということを考える原点がここにあった」と記されました。 そして、「唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。『平和』は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから」とまとめられました。
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