第４回ワールド・ ベースボール・ クラシック（ＷＢＣ）の 日本代表「侍ジャパン」 は４日、 けがの ため調整が遅れていた嶋基宏捕手（楽天）が出場メンバーから外れ、 炭谷銀仁朗捕手（西武）を追加招集すると発表した。 嶋は大阪市内の 宿舎で報道陣の 取材に応じて「一番（の 気持ち）は悔しい。 ただ、 今の 体の 状態では１００％の パフォーマンスが出せない」 と説明した。
第４回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）の日本代表「侍ジャパン」は４日、けがのため調整が遅れていた嶋基宏捕手（楽天）が出場メンバーから外れ、炭谷銀仁朗捕手（西武）を追加招集すると発表した。嶋は大阪市内の宿舎で報道陣の取材に応じて「一番（の気持ち）は悔しい。ただ、今の体の状態では１００％のパフォーマンスが出せない」と説明した。
嶋は先月の春季キャンプ中に右ふくらはぎを痛め、代表合流後も練習メニューを完全にはこなせていなかった。小久保監督は代表で主将経験もある嶋の精神的支柱としての役割も考慮し、ぎりぎりまで状態を見極めていたが、実戦には出場できないまま。嶋は２日に小久保監督に辞退の意向を伝えたという。代表のチームメートたちに「選手一人一人のワンプレー、１球を国民全員が注目している。僕もその一人。応援したい」とエールを送った。【細谷拓海】
