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北朝鮮ミサイル発射に抗議の決議 衆院が可決

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衆議院は、 北朝鮮が今月6日に複数の 弾道ミサイルを発射したことに厳重に抗議するとともに、 政府に対し、 北朝鮮に対する制裁を着実に履行するよう関係…
衆議院は、北朝鮮が今月6日に複数の弾道ミサイルを発射したことに厳重に抗議するとともに、政府に対し、北朝鮮に対する制裁を着実に履行するよう関係国に働きかけることなどを求める決議を、9日の本会議で全会一致で可決しました。 北朝鮮が今月6日に複数の弾道ミサイルを発射したことを受けて、国会では、8日に参議院が発射に抗議する決議を可決したのに続き、9日は衆議院が可決しました。 決議では、今回の弾道ミサイルの発射について、「新たな段階の脅威であるとともに、国際社会に対する明らかな挑発行為であり、わが国として断じて容認できず、北朝鮮に対し、厳重に抗議し、最も強い表現で非難する」としています。 そのうえで、北朝鮮に対し、弾道ミサイルの開発を直ちに断念するよう強く求めるとともに、国際社会は、国連安全保障理事会の決議などを踏まえ、結束した外交努力によって平和的な解決を目指すべきだとしています。 一方で、政府に対しては、国連安保理の決議に基づく北朝鮮に対する制裁を着実に履行するよう関係国に働きかけることや、拉致問題を含め北朝鮮情勢に関する情報を分析し国民に対して的確な情報提供を行うことなどを求めています。 これに対して、安倍総理大臣は「今回の弾道ミサイルの発射は、北朝鮮が新たな段階の脅威であることを明確に示すもので、厳重に抗議し、最も強い表現で非難する。わが国独自の措置の実施を徹底するとともに、日米、日米韓の連携を主導し、安保協力での取り組みをさらに進めていく」と述べました。

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