30日の 東京外国為替市場で円相場は3日ぶりに小幅に反発した。 17時時点は1ドル=111円06~09銭と、 前日29日の 17時時点に比べ3銭の 円高・ ドル安だった。 日経平均株価の 下落が投資家の リスク選好意
30日の東京外国為替市場で円相場は3日ぶりに小幅に反発した。17時時点は1ドル=111円06~09銭と、前日29日の17時時点に比べ3銭の円高・ドル安だった。日経平均株価の下落が投資家のリスク選好意欲を後退させ、「低リスク通貨」とされる円の支援材料になった。 円は午後の半ばまでは下落していた。10時前の中値決済や年度末決済に伴う国内輸入企業の円売りが活発で、一時は1ドル=111円43銭近辺と約1週間ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小観測がやや和らいでユーロ安・ドル高が進み、円売り・ドル買いに波及した面もある。 9~17時の円の高値は1ドル=110円94銭近辺で値幅(高値と安値の差)は49銭程度だった。 円は対ユーロでは続伸した。17時時点は1ユーロ=119円20~23銭と前日17時時点に比べ60銭の円高・ユーロ安だった。対ドルのユーロ安と日経平均の下落が円買い・ユーロ売りにつながった。 ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は1ユーロ=1.0732~35ドルと同0.0052ドルのユーロ安・ドル高だった。一部通信社が前日、ECB高官による緩和継続に前向きと受け取れる発言を伝えた。これを受け、同日の欧米市場でユーロ安・ドル高が進んだ流れを東京市場も引き継いだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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