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那須雪崩:大田原高を捜索…危険性の認識捜査 栃木県警

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栃木県那須町の スキー場付近で「春山登山」 講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、 県警は31日、 県高校体育連盟の 登山専門部委員長で現場責任者だった男性教諭が勤務する県立大田原高校(大田原市)を業務上過失致死容疑で家宅捜索した。 県警はこれまでに引率した教諭らから事情を聴いており、 雪崩に対する危険性の 認識や安全管理体制に問題がなかったか捜査を進める。
栃木県那須町のスキー場付近で「春山登山」講習会に参加した高校生ら8人が死亡した雪崩事故で、県警は31日、県高校体育連盟の登山専門部委員長で現場責任者だった男性教諭が勤務する県立大田原高校(大田原市)を業務上過失致死容疑で家宅捜索した。県警はこれまでに引率した教諭らから事情を聴いており、雪崩に対する危険性の認識や安全管理体制に問題がなかったか捜査を進める。
午前9時過ぎ、県警の捜査員ら約20人が校舎に入り山岳部の部室などを調べた。
県警によると、雪崩は那須温泉ファミリースキー場西側にある「天狗の鼻」と呼ばれる岩の付近で発生し、雪は160メートル以上にわたって流れ落ちていたことが現場検証で判明した。
委員長によると、事故前日の26日に雪崩注意報が出されたことなどから、27日朝に委員長を含め引率にあたった教諭3人が話し合って予定していた付近の茶臼岳への登山を中止し、雪をかき分けて歩くラッセルの訓練に変更した。
訓練には55人が参加し、スキー場付近の国有林で雪崩に巻き込まれて大田原高の生徒7人と教諭1人が死亡した。
委員長は雪崩の危険があるのは事故現場とは別の場所だと認識していたといい「(訓練を実施した)尾根筋は安全」と判断したという。
雪崩の発生から、現地本部にいた委員長に事故の連絡が入り警察へ通報するまで約50分を要しており、県警はこうした事故後の対応に問題がなかったかも調べを進める。【川崎健、田中友梨】

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