６年前、 福岡県の 県立高校の 武道大会で、 柔道の 試合中に大けがをして障害が残ったとして、 当時１年生だった男性と両親が県に賠償を求めた裁判で、 福岡…
６年前、福岡県の県立高校の武道大会で、柔道の試合中に大けがをして障害が残ったとして、当時１年生だった男性と両親が県に賠償を求めた裁判で、福岡地方裁判所は「前の年の大会で２件の事故が起きていたのに、教諭らは特別な指導を行っていなかった」として、県に対し１億２０００万円余りの賠償を命じました。 平成２３年３月、福岡市内の県立高校で開かれた武道大会で、当時高校１年生だった男性が柔道の試合中、畳に頭を打ちつけて大けがをし、障害が残りました。 これについて、男性と両親が「学校が安全配慮義務を怠った」として、県におよそ２億７０００万円の損害賠償を求めていました。 ２４日の判決で、福岡地方裁判所の平田直人裁判長は「大会は生徒の競争心を必要以上にあおりかねないもので、前の年の大会で２件の事故があったのに、教諭らは特別な指導を行っていなかった。安全指導の基本を欠き過失があった」として、県に対し、１億２０００万円余りの賠償を命じました。 福岡県教育委員会の城戸秀明教育長は「判決内容を精査して、今後の対応を考える。原告の方には心からお見舞いを申し上げ、今後も安全指導の徹底を図っていきたい」というコメントを出しました。
Similarity rank: 3.1
Sentiment rank: -1.4
TW posts: 11
TW reposts: 12
TW likes: 13
TW sentiment: -10
