浅田真央引退会見 －－今日は白いブラウスに白いジャケットというお召し物ですが、 その 真っ白なお洋服に込められた思いというの はあるんですか。 黒の スーツか白、 どちらにしようかいろいろ悩んだんですけど、 自分の 気持ちとしては本当に晴れやかな気持ちなの で、 この 服を今着ています。
－－今日は白いブラウスに白いジャケットというお召し物ですが、その真っ白なお洋服に込められた思いというのはあるんですか。
黒のスーツか白、どちらにしようかいろいろ悩んだんですけど、自分の気持ちとしては本当に晴れやかな気持ちなので、この服を今着ています。
－－これまでの真央さんの競技人生の中で、何度も出てきた言葉というのが「ノーミス」だったと思うんですが、そこまで完璧、パーフェクトにこだわり続けたのはどういう思いだったんですか。
やっぱり失敗はしたくないですし、これだけ試合に向けて練習してきているからこそ、誰もが「ミスしたくない」と思う。でも、自分は試合にそんなに強いタイプではなかったので、あえて自分で言っていたんじゃないかなと思っています。
－－真央さんと言えばトリプルアクセルだと思うんですが、真央さんにとってトリプルアクセルはどんなものですか。
私は(フィギュアスケート女子銀メダリストの）伊藤みどりさんのようなトリプルアクセルが跳びたいと思って、ずっとその夢を追ってやってきたので、本当に跳べた時はすごくうれしかったですし、自分の強さでもあったと思うんですけど、その半面やっぱり悩まされることも多かったです。
－－真央さんは５歳の時にスケートを始められましたが、今もしタイムスリップして５歳の時の自分に会うことができたら、どんな言葉をかけますか。
うーん、難しいな。そうですね、「がんばって」って。私はこれだけフィギュアスケートをやっていて、たくさんの方に応援してもらえて本当に幸せだなと思いました。なので、大変なこともあったんですけど、自分に対してエールをたぶん送ると思います。
－－以前、浅田選手が子どもさんたちと接している様子がすごく印象に残っているんですが、浅田選手の経験から日本、世界の子どもたちに何かアドバイスというか、声をかけることがあるとしたら、どんなことでしょうか。
私は小さいころから本当にスケートが大好きで、ただただスケートが大好きでやってきました。なので、今から始める子だったり、今がんばっている子には、「スケートを大好きな気持ちを忘れないでね」って言いたいかなと思います。そうですね、私も本当に子どもが大好きなので、以前にもスケート教室とかはやっていたんですけど、また機会があればぜひやりたいなと思っています。
