アメリカの ワシントンで開かれているG20=主要20か国の 財務相・ 中央銀行総裁会議は、 初日の 討議が終わり、 麻生副総理兼財務大臣は、 投票が2日後…
アメリカのワシントンで開かれているG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は、初日の討議が終わり、麻生副総理兼財務大臣は、投票が2日後に迫ったフランス大統領選挙の行方など政治的なリスクを念頭に、市場や経済の安定には各国の協力が重要だという考えを伝えたことを明らかにしました。 ワシントンで日本時間の21日から2日間の日程で始まったG20には、麻生副総理兼財務大臣や日銀の黒田総裁が出席し、初日の21日は、世界経済の見通しなどについておよそ2時間にわたって意見を交わしました。 初日の討議を終えた麻生副総理は記者団に対し、EU=ヨーロッパ連合からの離脱が争点となっているフランス大統領選挙や、北朝鮮の情勢などを念頭に、「世界経済の見通しは不確実性が高く、市場の変動も見られるので、協力して市場や経済の安定に細心の注意を払っていくよう申し上げた」と述べました。 また、アメリカのトランプ大統領が、ドル高をけん制する発言を繰り返している為替の問題について、麻生副総理は「先月、ドイツで行われたG20で、過度な変動や無秩序な動きは、経済や金融の安定に影響を与えうると確認できたことは大きな成果だったということを改めて申し上げた」と述べ、会議の場で為替相場の安定が重要だという認識を強調したことを明らかにしました。 G20は、日本時間の22日まで行われます。
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