国連教育科学文化機関(ユネスコ)の 諮問機関による「『神宿る島』宗像・ 沖ノ島と関連遺産群」 への 登録勧告から一夜明けた6日、 地元関係者らに喜びの 表情は少なかった。 「残念だ」 「厳しい」 。 八つの 構成資産の うち半分を除外するよう求められたことに、 落胆する声が目立った。 資…
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関による「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」への登録勧告から一夜明けた6日、地元関係者らに喜びの表情は少なかった。「残念だ」「厳しい」。八つの構成資産のうち半分を除外するよう求められたことに、落胆する声が目立った。 資産の多くを持つ宗像大社(宗像市)は「宗像の歴史文化を一体の資産としてきた。(除外は)誠に残念だ」との談話を発表。沖ノ島が遺産としての価値を認められたことには触れなかった。 除外勧告を受けた「新原・奴山古墳群」がある福津市の原崎智仁市長は「全資産の登録に向け最善を尽くしたい」とするコメントを出した。