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前FBI長官「目立ちたがり」=勧告前から解任決断-米大統領

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【ワシントン時事】 トランプ米大統領は11日、 コミー前連邦捜査局(FBI)長官の 解任後、 初めて米メディアの インタビューに応じ、 解任の 理由について「彼はスタンドプレーをする目立ちたがり屋。 FBIは混乱状態にあった」 と語った。 その 上で「(司法省の )勧告の 有無にかか
【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任後、初めて米メディアのインタビューに応じ、解任の理由について「彼はスタンドプレーをする目立ちたがり屋。 FBIは混乱状態にあった」と語った。その上で「(司法省の)勧告の有無にかかわらず、私は解任するつもりだった」と述べ、更迭は自身の判断だったと力説した。
前FBI長官、ロシア疑惑に予算要求=解任前、捜査妨害疑いに拍車
ホワイトハウスは当初、解任は勧告に基づいて大統領が決断したと説明していた。大統領は、コミー氏に不信を深めたきっかけはクリントン元国務長官の私用メール問題をめぐる対応の誤りだという立場は変えなかったが、米国ではロシア政府の大統領選介入疑惑をめぐる捜査にいら立ちを強めたとの見方が広がっている。 大統領はNBCテレビのインタビューで、ロシア疑惑について「私は捜査対象になっていない」と主張。その理由として、夕食を共にした際に1回、電話で2回、コミー氏に「私が捜査されているか可能なら教えてほしい」と直接尋ね、「あなたは捜査対象ではない」と回答を得たと説明した。
その上で「ロシアが(大統領選中に)何かしたのなら知りたい」と述べ、ロシア疑惑の捜査を促す姿勢をアピールした。ただ、大統領の対応はFBIへの圧力とも取れ、批判が出そうだ。 一方、コミー氏の職務を当面代行するマッケーブFBI長官代行は11日、上院情報特別委員会の公聴会で証言。ロシア疑惑の捜査は極めて重要だと指摘し、「引き続き精力的かつ徹底的に推進する」と強調した。 マッケーブ氏は、「コミー氏はFBIで幅広い支持を得ていた。今もそうだ」と語り、FBI職員の信頼を失っていたとするホワイトハウスの説明と食い違いを見せた。(2017/05/12-07: 56) 関連ニュース
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