22日の 東京外国為替市場で円相場は反発した。 17時時点は1ドル=111円27~30銭と、 前週末19日の 17時時点に比べて20銭の 円高・ ドル安だった。 米国の 政治リスク懸念がくすぶり、 ドルを売って「低リ
22日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点は1ドル=111円27~30銭と、前週末19日の17時時点に比べて20銭の円高・ドル安だった。米国の政治リスク懸念がくすぶり、ドルを売って「低リスク通貨」とされる円を買う動きが散発的に出た。 円は下げに転じる場面もあった。10時前の中値決済などで国内輸入企業の円売り・ドル買いが膨らんだ。日経平均株価の上昇に歩調をあわせた円売りもみられた。 9~17時の円の高値は1ドル=111円15銭近辺、安値は111円61銭近辺で値幅(高値と安値の差)は46銭程度だった。 円は対ユーロでは続落した。17時時点は1ユーロ=124円30~33銭と前週末17時時点に比べ14銭の円安・ユーロ高だった。対ドルのユーロ高と日経平均の上昇が円売り・ユーロ買いにつながった。 ユーロは対ドルで6日続伸した。17時時点は1ユーロ=1.1169~72ドルと同0.0031ドルのユーロ高・ドル安だった。対ユーロでも米政治懸念を背景にドル売りが先行した。一方、このところのユーロ高の進行ペースが速すぎるとの警戒感から持ち高整理のユーロ売り・ドル買いも出て、ユーロの重荷になった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕