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大相撲夏場所8日目 白鵬と日馬富士 中日勝ち越し決める

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大相撲夏場所は8日目、 白鵬と日馬富士の 2横綱はともに勝ち、 白鵬は1年ぶり、 日馬富士はおよそ3年ぶりとなる中日勝ち越しを決め、 2敗の 横綱・ 稀勢…
大相撲夏場所は8日目、白鵬と日馬富士の2横綱はともに勝ち、白鵬は1年ぶり、日馬富士はおよそ3年ぶりとなる中日勝ち越しを決め、2敗の横綱・稀勢の里と大関昇進を目指す1敗の高安も勝ちました。 中入り後の主な勝敗です。 隠岐の海に玉鷲は、玉鷲が押し出しで6勝目。 高安に嘉風は、高安がはたき込みで7勝目を挙げました。高安は立ち合いで突き放し、相手の上体を起こしてからタイミングよくはたき込んで1敗を守りました。高安は「立ち合いがよかった。自分のスタイルを貫くことだけを考えて思い切りいけた。きょうは闘志を出して攻めに力を込めた」と満足げでした。 御嶽海に大関・照ノ富士は、照ノ富士がきめ出しで6連勝。 大関・豪栄道に遠藤は、遠藤が寄り切りで3勝目。豪栄道は3敗目を喫しました。遠藤は「きょうは相撲を最初から最後まで取れた。体の反応もよかった。慌てて出ることなく、しっかりよく見て最後までできたのがよかった」と目を閉じたまま話していました。豪栄道は「また、あしたからですね」と言葉少なでした。 横綱・白鵬に琴奨菊は、白鵬が上手出し投げで8連勝、優勝した去年の夏場所以来1年ぶりとなる中日勝ち越しを決めました。白鵬は、踏み込んで左四つとなり、右の上手を引いて相手の体を起こし、出し投げを決めました。白鵬は「できれば前に出たかったが、タイミングがよかった」と決まり手を振り返り、「まだまだこれから引っ張っていきますよ」と気を引き締めていました。 千代翔馬に横綱・日馬富士は、日馬富士が押し出しで8連勝、平成26年の春場所以来、およそ3年ぶりとなる中日勝ち越しを決めました。日馬富士は鋭い立ち合いからの突き押しで一気に勝負を決めました。日馬富士は「体がよく反応している。立ち合いから自分の流れに持ってくることができている」と話していました。 碧山に横綱・稀勢の里は、稀勢の里が寄り切りで6勝目を挙げました。稀勢の里は、立ち合いで左を差し、粘る碧山をじっくり攻め続けて勝ち2敗を守りました。今場所初めて自分より重い相手を退けた稀勢の里は「いいんじゃないですか。またあしたですね」と話し、優勝圏内にいる、と水を向けられると「思い切っていきます」と淡々と話していました。 夏場所は8日目を終えて、勝ちっ放しの白鵬と日馬富士を1敗で高安、2敗で稀勢の里など9人が追う展開となっています。

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