麻生太郎財務相は6日、 横浜市で開かれているアジア開発銀行(ADB)年次総会の 開会式で演説し、 アジアで高度な技術を使ったインフラ整備を促進するため、 ADBの 新基金に2年間で4千万ドル(約45億円)を拠出すると表明した。 議長国として「インフラ整備を推進するとともに、 …
麻生太郎財務相は6日、横浜市で開かれているアジア開発銀行(ADB)年次総会の開会式で演説し、アジアで高度な技術を使ったインフラ整備を促進するため、ADBの新基金に2年間で4千万ドル(約45億円)を拠出すると表明した。議長国として「インフラ整備を推進するとともに、質を高めることが重要だ」と述べ、連携を訴えた。 麻生氏は、途上国のインフラ整備にアジアでは今後15年間で26兆ドル(約2900兆円)が必要になると指摘した。新基金を通じ、鉄道や再生可能エネルギー事業で高度な環境技術を導入する際などの追加費用を賄う。