9日、 東京・ 文京区の 東京医科歯科大学歯学部附属病院で、 歯科医師の 男性が刃物で切りつけられて大けがをした事件で、 殺人未遂の 疑いで逮捕された別の …
9日、東京・文京区の東京医科歯科大学歯学部附属病院で、歯科医師の男性が刃物で切りつけられて大けがをした事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された別の大学の医学部の学生が調べに対し、「女性をめぐって歯科医師とトラブルになり、恨みがあった」と供述していることが、警視庁への取材でわかりました。 9日、東京・文京区の東京医科歯科大学歯学部附属病院で、41歳の歯科医師の男性が刃物で首などを切りつけられて大けがをし、警視庁は、現場にいた日本医科大学医学部の学生の渡邊祐介容疑者(30)を殺人未遂の疑いで逮捕しました。 これまでの調べで、渡邊容疑者は処置室を訪ねてきて両手に持っていた2本の刃物でいきなり歯科医師に切りつけたということですが、その後の調べに対し、「女性をめぐって歯科医師とトラブルになり、恨みがあった」などと供述していることが警視庁への取材でわかりました。 警視庁は、女性関係をめぐるトラブルが事件の背景にあると見て、さらに詳しい経緯を調べています。 警視庁によりますと、渡邊容疑者は「刺したのは間違いありませんが、殺意をもって切りつけたわけではありません」などと供述し、殺意について否認しているということです。