広島市の 広島中央警察署で詐欺事件の 証拠品として金庫に保管されていた現金8500万円余りが盗まれた事件で、 金庫が置かれている部屋は外部の 人の 立…
広島市の広島中央警察署で詐欺事件の証拠品として金庫に保管されていた現金8500万円余りが盗まれた事件で、金庫が置かれている部屋は外部の人の立ち入りが禁止されていることなどから、警察は内部の犯行の疑いもあると見て、署員から事情を聴くなどして捜査しています。 8日午後8時ごろ、広島市の広島中央警察署で詐欺事件の証拠品として金庫に保管されていた現金8572万円がなくなっていることに署員が気付き、警察は窃盗事件として捜査しています。 警察によりますと、金庫が置かれていたのは1階の会計課で、正面玄関から廊下を進んだ右奥にあり、外部の人の立ち入りは禁止されているということです。 また、金庫の鍵は会計課長が管理し、広島県警察本部の規定で3か月に1回以上、金庫に保管された現金の金額などを確認することになっていたということです。 警察は、管理の状況などを詳しく調べるとともに、内部の犯行の疑いもあると見て、署員から事情を聴くなどして捜査しています。