5日に長野県飯田市の 山林で発生した火災は、 自衛隊の ヘリコプターも出動して消火活動が行われましたが、 出火から丸2日がたっても消し止められず、 消…
5日に長野県飯田市の山林で発生した火災は、自衛隊のヘリコプターも出動して消火活動が行われましたが、出火から丸2日がたっても消し止められず、消防などは、8日も朝から消火活動を再開して、鎮火を急ぐことにしています。 5日午後4時半ごろ、長野県飯田市南信濃の山林で発生した火災は、数か所で煙が立ち上って、6日までの消火活動で消し止められず、7日も午前6時ごろから消火活動が始まりました。 長野県では、ことし3月、唯一の防災ヘリコプターが墜落したことなどから、7日は隣接する静岡県と岐阜県などの防災ヘリのほか、県の要請を受けた自衛隊のヘリも出動して、上空から消火活動を続けました。しかし、出火から丸2日がたっても煙が立ち上って消し止められず、7日の消火活動は日没のため打ち切られました。 警察と消防によりますと、現場は標高1100メートル余りの山の山頂付近の尾根で、この火事で焼けた面積はわかっていませんが、現段階で延焼のおそれはなく、けが人はいないということです。 消防などは、8日も朝から消火活動を再開して、鎮火を急ぐことにしています。