陸上の 世界選手権（８月、 ロンドン）代表選考会を兼ねた日本選手権第２日は２４日、 大阪市の ヤンマースタジアム長居で行われ、 男子１００メートル決勝は１８歳の サニブラウン・ ハキーム（東京陸協）が自己ベストを更新する大会タイ記録の １０秒０５（追い風０．６メートル）で初
陸上の世界選手権（８月、ロンドン）代表選考会を兼ねた日本選手権第２日は２４日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、男子１００メートル決勝は１８歳のサニブラウン・ハキーム（東京陸協）が自己ベストを更新する大会タイ記録の１０秒０５（追い風０．６メートル）で初優勝した。期待された日本選手初の９秒台は、今大会では生まれなかった。
〔写真特集〕陸上短距離 サニブラウン・ハキーム
多田修平（関学大）が１０秒１６で２位、２連覇を狙ったケンブリッジ飛鳥（ナイキ）が１０秒１８で３位となり、上位３人が世界選手権代表に決定。桐生祥秀（東洋大）は１０秒２６で４位だった。 男子４００メートル決勝は北川貴理（順大）が４５秒７６で優勝。同４００メートル障害決勝は安部孝駿（デサント）が４９秒３２で制し、ともに世界選手権代表に決まった。 女子１００メートル決勝は市川華菜（ミズノ）が１１秒５２（追い風０．２メートル）で初優勝。福島千里（フリー）は２位で８連覇を逃した。 男子２００メートル予選では飯塚翔太（ミズノ）が全体トップの２０秒４０をマークして２５日の決勝に進んだ。飯塚は世界選手権の参加標準記録（２０秒４４）を突破。サニブラウンは２０秒６１で、この種目でも決勝に進んだ。９年ぶりに出場した３７歳の末続慎吾（ＳＥＩＳＡ）は、２１秒５０で予選落ち。 男子１１０メートル障害予選では、増野元太（ヤマダ電機）が日本記録まで０秒０１と迫る日本歴代２位の１３秒４０をマーク。やり投げの男子は新井涼平（スズキ浜松ＡＣ）が４連覇を遂げ、女子は海老原有希（同）が９度目の優勝。 （2017/06/24-21: 38） 関連ニュース
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