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北朝鮮の墜落無人機、THAAD撮影 韓国軍が画像確認

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韓国軍合同参謀本部は13日、 韓国北部の 山中で9日見つかった北朝鮮軍の もの と推定される小型無人機が、 米軍の 高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)を撮影していたと明らかにした。 機体に装着され…
韓国軍合同参謀本部は13日、韓国北部の山中で9日見つかった北朝鮮軍のものと推定される小型無人機が、米軍の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)を撮影していたと明らかにした。機体に装着されたソニー製のミラーレスカメラのメモリーカードに、THAADが配置された一帯をとらえた写真が十数枚残っていたという。 韓国と北朝鮮との軍事境界線から、THAADが配備された慶尚北道(キョンサンプクト)星州(ソンジュ)のゴルフ場までは約270キロ。韓国軍関係者によると、小型無人機はレーダーでは探知しにくい。北朝鮮の無人機をめぐっては、2014年4月に青瓦台(大統領府)を上空から撮影した事実が明らかになったが、THAADの撮影が明るみに出るのは初めて。 写真には、4月下旬に在韓米軍が搬入したTHAADの関連装備が写っており、少なくともそれ以降に撮影されたとみられる。メモリーカードに残っていた写真は数百枚あり、大半は林野や住宅街をとらえた写真だったという。 小型無人機は9日、江原道(カンウォンド)麟蹄郡(インジェグン)の山中で住民が見つけ、韓国軍が回収して分析していた。燃料切れで墜落した可能性がある。これまで見つかった無人機はエンジンが1基だったが、今回は2基あり、新型と推定されるという。(ソウル= 武田肇 )

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