時空が揺れる重力波を世界で初めて観測した米大学などの 研究チーム「LIGO」 が1日、 重力波の 3回目の 検出に成功したと発表した。 お互いの 回転の 向きがずれた二つの ブラックホールが、 斜めに合体して発生したとみられ、 チームは「今までに知られていないブラックホールの 性質を捉えた」 としている。
時空が揺れる重力波を世界で初めて観測した米大学などの研究チーム「LIGO」が1日、重力波の3回目の検出に成功したと発表した。お互いの回転の向きがずれた二つのブラックホールが、斜めに合体して発生したとみられ、チームは「今までに知られていないブラックホールの性質を捉えた」としている。
合体する二つのブラックホールは、合体前に互いの周りを回る「公転」をしながら、自分自身も「自転」をしている。これまでに観測した2回の重力波は、公転と自転の軸が同じ向きにそろった合体だった。(共同)