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高知 大川村 議会に代わる「町村総会」の検討表明

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議員の なり手不足が全国で課題となる中、 高知県大川村の 和田知士村長は、 12日開会した村議会で、 議会に代わって有権者が直接、 議案を審議する「町村…
議員のなり手不足が全国で課題となる中、高知県大川村の和田知士村長は、12日開会した村議会で、議会に代わって有権者が直接、議案を審議する「町村総会」の設置について検討を始めたことを正式に表明し、ことし中に課題などを洗い出し、方向性をまとめたい考えを示しました。 人口がおよそ400人と離島を除いて全国で最も少ない高知県大川村は、6人の議員の高齢化が進み議員のなり手が不足するおそれがあるとして、ことし4月、地方自治法に基づいて、議会に代わって有権者が直接、議案を審議する「町村総会」を設置するかどうかの検討を始めました。 大川村の和田村長は12日開会した村の定例議会で「2年後に迫った村議会選挙で立候補者が定数に足らない事態に仮になった時に備え、『村民総会』の調査を指示した。どうすれば村議会が維持できるのかを勉強し、ことし中に洗い出したい」と述べ、ことし中に町村総会の課題などを洗い出し、方向性をまとめたい考えを初めて示しました。 そのうえで「総会の条例をどのように制定するのかなど作業は大変なものとなるが、課題が出るつどに関係機関に問い合わせするなどして対処したい」と述べました。 大川村では前回の議員選挙で新人が立候補せず無投票になりましたが、複数の議員が今期かぎりで引退したい考えで、公職選挙法の規定により次の選挙で2人の議員が引退して新たな候補者が出なければ、再選挙が行われる可能性があります。

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