前場の 東京株式市場で、 日経平均株価は前日比54円65銭高の 2万0135円63銭となり、 続伸した。 外部環境に大きな変化がなく手掛かり材料に欠ける中、 朝方は小口の 利益確定売りが先行したもの 、 寄り後まもなくプラスに転じた。 前日の 米ナスダック市場が底堅かったことや、 為替の 落ち着きが安心材料になり、 ハイテク株に買いが継続した。
[東京 11日 ロイター] — 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前日比54円65銭高の2万0135円63銭となり、続伸した。外部環境に大きな変化がなく手掛かり材料に欠ける中、朝方は小口の利益確定売りが先行したものの、寄り後まもなくプラスに転じた。前日の米ナスダック市場が底堅かったことや、為替の落ち着きが安心材料になり、ハイテク株に買いが継続した。情報・通信、自動車なども上昇し指数を支えた。 ソニー (6758. T) が年初来高値を更新したほか、ファナック (6954. T) 、キーエンス (6861. T) が買われるなどハイテク株が総じて堅調だった。市場では「企業業績に目が向くタイミングでの円安傾向は好材料だ。とはいえ、これまでの上場相場で好業績の織り込みも進んでいる。順調にハイテク株の戻りが続くかどうか不透明感もある」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。 東証1部騰落数は、値上がり1429銘柄に対し、値下がりが455銘柄、変わらずが134銘柄だった。 ソニー (6758. T) が年初来高値を更新したほか、ファナック (6954. T) 、キーエンス (6861. T) が買われるなどハイテク株が総じて堅調だった。市場では「企業業績に目が向くタイミングでの円安傾向は好材料だ。とはいえ、これまでの上場相場で好業績の織り込みも進んでいる。順調にハイテク株の戻りが続くかどうか不透明感もある」(内藤証券投資調査部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。 東証1部騰落数は、値上がり1429銘柄に対し、値下がりが455銘柄、変わらずが134銘柄だった。