千葉県の 老人ホームに勤務していた准看護師が逮捕された事件で、 先月中旬、 准看護師が白っぽい液体を注いだ同僚の 飲み物から睡眠導入剤の 成分が検出さ…
千葉県の老人ホームに勤務していた准看護師が逮捕された事件で、先月中旬、准看護師が白っぽい液体を注いだ同僚の飲み物から睡眠導入剤の成分が検出されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察では、さらに詳しく動機の解明を進めることにしています。 ことし5月、印西市瀬戸の老人ホームで、当時、勤務していた波田野愛子容疑者(71)が、同僚の女性とその夫に睡眠導入剤を混ぜたお茶を飲ませ、その後、交通事故を起こさせたとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。 また、先月中旬には、この老人ホームで波田野容疑者が机の上に置かれていた同僚の飲み物に近づき、小さな別の容器に入った白っぽい液体を注ぎ込む様子が撮影されていました。 施設側がこの映像と、残されていた飲み物を警察に提出し、分析が行われたところ、飲み物から睡眠導入剤の成分が検出されたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 捜査関係者によりますと、事件の動機について波田野容疑者は、同僚に対して「いらだちを感じていた」というような内容の供述をする一方で、あいまいな受け答えもあるということです。 警察ではさらに詳しく動機の解明を進めることにしています。