大阪地検特捜部の 家宅捜索から１カ月以上たった２７日、 「森友学園」 の 籠池泰典前理事長（６４）の 事情聴取が行われた。 出頭前「一点の 曇りもなく説明したい」 と力強く語った籠池氏。 ３時間を超える聴取を終えた後は言葉を発することなく、 自宅に戻った。 正午ごろ、 報道陣の 前
大阪地検特捜部の家宅捜索から１カ月以上たった２７日、「森友学園」の籠池泰典前理事長（６４）の事情聴取が行われた。出頭前「一点の曇りもなく説明したい」と力強く語った籠池氏。３時間を超える聴取を終えた後は言葉を発することなく、自宅に戻った。 正午ごろ、報道陣の前に現れた籠池氏は、国有地払い下げをめぐる近畿財務局の背任容疑の追及を進めるべきだと切り出すと、ロッキード事件に触れ「（７月２７日は）田中角栄元首相が東京地検特捜部に逮捕されたのと同じ日。そういう縁のある日だ」と話し、「国策捜査」との認識を示した。 「説明できるところはきちんと説明する」と述べたが、「逮捕される覚悟は」との問いには答えず出発。地検前には「園長先生がんばれ」と書いた横断幕を持つ子連れの女性の姿もあり、妻の諄子氏は窓を開け、拝むように手を合わせていた。 午後１時半から予定された聴取を終え、夫妻が再び姿を見せたのは同５時すぎ。無言で車に乗り、大阪府豊中市の自宅前では、待ち受けた報道陣の呼び掛けにも応じず、うつむき硬い表情で足早に自宅に入った。（2017/07/27-19: 48） 関連ニュース
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