Домой Japan Japan — in Japanese 自民に動揺 首相「厳しい叱咤」

自民に動揺 首相「厳しい叱咤」

244
0
ПОДЕЛИТЬСЯ

安倍晋三首相(自民党総裁)は3日午前、 自民党が23議席にとどまった東京都議選の 歴史的惨敗について「大変厳しい審判が下された。 自民党に対する厳しい叱咤(しった)と深刻に受け止め、 反省しなければならない」 と首相官邸で記者団に述べた。 自民党執行部はこの 後に党本部で開いた臨時役員会で、 首相を支える方針を確認した。 今後、 首相は内閣改造・ 党役員人事を早期に行って態勢の 立て直しを目指す方針だ。 一方、 野党は臨時国会の 早期召集などを求めて攻勢を強めた。
安倍晋三首相(自民党総裁)は3日午前、自民党が23議席にとどまった東京都議選の歴史的惨敗について「大変厳しい審判が下された。自民党に対する厳しい叱咤(しった)と深刻に受け止め、反省しなければならない」と首相官邸で記者団に述べた。自民党執行部はこの後に党本部で開いた臨時役員会で、首相を支える方針を確認した。今後、首相は内閣改造・党役員人事を早期に行って態勢の立て直しを目指す方針だ。一方、野党は臨時国会の早期召集などを求めて攻勢を強めた。
首相は記者団に「党一丸となって態勢を整え、結果を出すことで国民の信頼を回復したい。謙虚に丁寧に、やるべきことは前に進める。政権を奪還した時の初心に立ち返る」と述べ、引き続き政権運営に当たる決意を示した。敗因については「安倍政権の緩みがあるとの厳しい批判があったと思う」と述べた。自身の責任や内閣改造には触れなかった。
その後の臨時役員会の冒頭では誰も発言せず、首相は口を真一文字に結び、終始険しい表情でカメラを見据えた。出席者によると、首相は「反省して、謙虚に受け止めたい。国会、政策、地方選挙でできることをそれぞれ考えてほしい」と発言した。
惨敗を受け、自民党都連会長の下村博文幹事長代行が3日未明に会長職を辞任すると表明。その直後に首相側近の萩生田光一官房副長官も都連総務会長職を辞すると語った。
3日正午には政府・与党連絡会議を官邸で開き、都議選で対決した公明党と、国政では引き続き連携する方針を再確認する見通しだ。【松倉佑輔】

2日投開票された東京都議選(定数127)は、小池百合子知事が代表の「都民ファーストの会」は49人が当選、追加公認を合わせて55議席を獲得し、都議会第1党に躍進した。公明党などの支持勢力と合わせて79議席となり、過半数(64議席)を大きく上回った。自民党は現有57議席から半分以上減らし、23議席となる歴史的惨敗となった。23人を擁立した公明は全員が当選。共産は19議席に増やした。民進は議席を5に減らして都議会第5党に転落した。
投票率は前回(43.50%)を上回る51.28%だった。【樋岡徹也】

Continue reading...