DPA通信によると、 ドイツの 捜査当局は28日、 薬剤を注射して患者2人を殺害したなどとして、 2015年に終身刑の 判決を受けて服役中の 元看護師の 男(40)が、 同様の 手口でさらに患者84人を殺害していたと発表した。 男は患者を重篤な状態にして蘇生させる技術の 高さを周囲に見せようとしたが、 失敗したという。
DPA通信によると、ドイツの捜査当局は28日、薬剤を注射して患者2人を殺害したなどとして、2015年に終身刑の判決を受けて服役中の元看護師の男(40)が、同様の手口でさらに患者84人を殺害していたと発表した。男は患者を重篤な状態にして蘇生させる技術の高さを周囲に見せようとしたが、失敗したという。
DPAは「戦後のドイツで最大級の殺人事件に発展する恐れがある」としている。
03~05年に最大30人の患者の殺害を自供したことから、捜査当局は男が過去に勤務した病院での死亡例を捜査。埋葬された遺体を掘り起こし、薬剤投与の形跡などを調べていた。 (共同)