（１６日、 高校野球 花咲徳栄９―３日本航空石川） 終盤に強い日本航空石川が、 七回に本領発揮した。 敵失と四球に３安打を絡めて３得点。 初戦の 九回に３点差を逆転した、 しぶとい打力を見せた。 一回に５点を失っ…
（１６日、高校野球 花咲徳栄９―３日本航空石川） 終盤に強い日本航空石川が、七回に本領発揮した。敵失と四球に３安打を絡めて３得点。初戦の九回に３点差を逆転した、しぶとい打力を見せた。 一回に５点を失っても慌てない。６点差に広げられた直後に反撃。２死満塁から左前２点適時打を放った安保は「笑顔を失わずにやっているので、ヒットが出たらムードが上がる」と粘り強さの秘訣（ひけつ）を口にした。 「逆転した初戦と同じ雰囲気だった」と安保。右翼手としては九回に安打を本塁に好返球し、３死目を奪った。守備でも最後まであきらめない姿を見せた。 ■日本航空石川・佐渡「仲間信じて投げた」 日本航空石川のエース佐渡は５失点した一回を「リリースがバラバラで相手は際どい球を振ってくれなかった」と、冷静に言った。ただ、「最後まで仲間を信じて投げた」と、二回から六回までは制球重視で無失点。打線が石川大会準決勝の星稜戦は５点差、今大会１回戦の木更津総合戦は４点差を逆転したが、今回は追い上げられず力尽きた。 ◇ ●中村監督（航） 「一回に５点を取られて、すぐに１点でも２点でも返せてれば。私自身５点を意識しすぎて、強攻策に出ては失敗。それが敗因です」
