4日の 東京外国為替市場は、 アメリカの 長期金利がいくぶん低下したことなどで、 ドルを売って円を買う動きが出て円相場は値上がりしました。
4日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利がいくぶん低下したことなどで、ドルを売って円を買う動きが出て円相場は値上がりしました。 午後5時時点の円相場は、3日と比べて55銭円高ドル安の、1ドル=110円8銭~9銭でした。また、ユーロに対しては、3日と比べて20銭円高ユーロ安の、1ユーロ=130円80銭~84銭でした。ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.1882~83ドルでした。 市場関係者は「アメリカの長期金利が3日、いくぶん低下したことで利回りが見込めるとして、買われていたドルを売って円を買う動きが出た。日本時間の今夜には、アメリカ経済を見極めるうえで重要な雇用統計が発表されることになっていて、多くの投資家が雇用者数に加えて物価の先行きにつながる賃金の動向に注目している」と話しています。