20歳ながら、 初めて世界選手権に臨む心境は「やっと出られる」 。 本格派の ホープと注目され続けた阿部が、 心待ちにした舞台の 畳に上がった。 初戦の 2回戦は、 組むことを恐れた相手が反則負け。 3回戦は開始32秒で一本勝ちし、 4回戦も難なく突破した。 準々決勝の 相手は29
20歳ながら、初めて世界選手権に臨む心境は「やっと出られる」。本格派のホープと注目され続けた阿部が、心待ちにした舞台の畳に上がった。 初戦の2回戦は、組むことを恐れた相手が反則負け。3回戦は開始32秒で一本勝ちし、4回戦も難なく突破した。準々決勝の相手は29歳のザンタラヤ。小内刈りと大外刈りで技ありを奪い、最後は背負い投げで一本勝ち。2009年大会60キロ級金を含む世界選手権メダル5個のベテランを圧倒し、会場をどよめかせた。 昨年12月のグランドスラム(GS)東京と今年2月のGSパリを制するなど、既に国際大会の実績も豊富。4月初めに代表入りを決めてからは試合に出場せず、足技や本来の組み手とは逆の攻めを磨いてきた。「あとはやるだけ。爆発させたい」。約5カ月間、実戦への欲を抑えて力を蓄え、世界を驚かせる準備をしてきた。 頂点まであと二つ。「絶対に何が何でも世界チャンピオンになる。圧倒的な力で優勝したい」。確かな自信と手応えを胸に挑む。(ブダペスト時事)(2017/08/29-22: 18) 関連ニュース
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