生後１カ月だった次男に暴行を加えて死なせたとして、 大阪府警は１日、 同府吹田市の アルバイト楢崎淳二容疑者（３０）を傷害致死の 疑いで逮捕した。 逮捕前の 任意聴取では、 暴行を否定していたという。 捜査関係者…
生後１カ月だった次男に暴行を加えて死なせたとして、大阪府警は１日、同府吹田市のアルバイト楢崎淳二容疑者（３０）を傷害致死の疑いで逮捕した。逮捕前の任意聴取では、暴行を否定していたという。
捜査関係者によると、楢崎容疑者は昨年１０月上旬、吹田市内の自宅マンションで次男の陸ちゃんに暴行を加えて急性硬膜下血腫や眼底出血のけがをさせ、約２週間後に搬送先の病院で死亡させた疑いがある。司法解剖の結果、目立った外傷はなく、複数の専門医が強く揺さぶられたことで脳が損傷する「揺さぶられっ子症候群」とみられると診断したという。
楢崎容疑者は当時、陸ちゃんと長女（２）の３人で自宅におり、容疑者自らが１１９番通報した。府警は、妻が長男（８）と外出中だったことなどから、楢崎容疑者が暴行を加えた疑いが強いと判断したという。長男と長女は府内の施設に保護された。
