「北朝鮮情勢の 緊張が高まるこの 時期に、 なぜ解散なの か」 との 批判は的を射ておらず、 むしろ状況を冷静に分析・ 判断したからこその 解散なの だろう。 北朝鮮の 暴走は止まる気…
「北朝鮮情勢の緊張が高まるこの時期に、なぜ解散なのか」との批判は的を射ておらず、むしろ状況を冷静に分析・判断したからこその解散なのだろう。 北朝鮮の暴走は止まる気配がない。今月3日には6回目の核実験を実施し、15日には中距離弾道ミサイルを発射して約3700キロ飛ばし、米領グアムをいつでも攻撃できると示威した。 米国の許容限度を超えた挑発だといえる。北朝鮮の出方次第では、米国は軍事的選択肢の行使を辞さないだろう。政府は朝鮮半島有事を含め、あらゆる事態に備え、国民の生命、財産を守らなければならない。 そうした現状を踏まえ、安倍首相は周囲にこう語っている。 「今こそ、衆院選で対北朝鮮対応について国民の信を得て、そのうえで国際社会にも同調を呼びかけていきたい」 また、25日の記者会見では同様に「対話のための対話では意味がない。選挙で信任を得て力強い外交を進める。北朝鮮に毅(き)然(ぜん)とした対応をとる」と強調した。対北圧力路線を加速するためにも、国民の理解と協力が必要だということだ。 続きを読む