河野太郎外相は12日午前（日本時間同日午後）、 国連安全保障理事会が北朝鮮への 新たな制裁決議を採択したことを受け「極めて短時間で強力な制裁が決議された。 北朝鮮がきちっと非核化への 明確
12日、カイロ市内で記者団の質問に答える河野外相 【カイロ＝林咲希】河野太郎外相は12日午前（日本時間同日午後）、国連安全保障理事会が北朝鮮への新たな制裁決議を採択したことを受け「極めて短時間で強力な制裁が決議された。北朝鮮がきちっと非核化への明確な意志を出してくれることを望みたい」と語った。「これ以上の核実験、ミサイル発射は許されないという国際社会の共通認識ができている」とも述べた。 訪問先のカイロ市内で記者団に語った。米国の当初案に盛り込んでいた石油の全面禁輸が、現状維持の上限設定に修正されたことに関しては「石油関連製品の３割削減は大変強力な決議だ」と強調。「北朝鮮の労働者への新たな査証（ビザ）発給も停止された。各国に措置をとるよう申し入れ、国際社会全体で圧力を強めていきたい」と語った。
