前線を伴った低気圧が接近した影響で、 関東甲信の 南部では28日朝、 非常に激しい雨が降った。 千葉県の 3市町ではレーダーによる解析で1時間に約100ミリの 降雨があった…
前線を伴った低気圧が接近した影響で、関東甲信の南部では28日朝、非常に激しい雨が降った。千葉県の3市町ではレーダーによる解析で1時間に約100ミリの降雨があったとして、気象庁は記録的短時間大雨情報を出した。横浜市では20~30代の男性が川に流されたとみられ、神奈川県警が捜索している。 気象庁によると、記録的短時間大雨情報が出たのは千葉県富津市、いすみ市、大多喜町。大多喜町と神奈川県三浦市では、1時間雨量の観測史上1位を更新した。低気圧に向かって湿った空気が流れ込んだため、本州の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっていた。 千葉県ではいすみ市や君津市が一部地区に避難指示を、市原市や鴨川市などが避難勧告を出した。富津市や大多喜町では国道に土砂が流入して通行止めとなった。