【ソウル時事】 米韓両海軍は16日、 北朝鮮による海上での 挑発に備え、 朝鮮半島沖の 日本海や黄海で合同演習を開始した。 韓国国防省当局者が明らかにした。 20日まで実施され、 米原子力空母「ロナルド・ レーガン」 や韓国海軍の イージス艦など約40隻が参加、 共同作戦能力の 向上
【ソウル時事】米韓両海軍は16日、北朝鮮による海上での挑発に備え、朝鮮半島沖の日本海や黄海で合同演習を開始した。韓国国防省当局者が明らかにした。20日まで実施され、米原子力空母「ロナルド・レーガン」や韓国海軍のイージス艦など約40隻が参加、共同作戦能力の向上を図る。 北朝鮮が演習に対抗し、弾道ミサイル発射などを強行する可能性もあるとみられる。聯合ニュースによると、韓国軍当局者は15日、「北朝鮮の数カ所でミサイル発射台(TEL)が(格納庫からの)出入りを繰り返している」と指摘。「いつでも挑発に出る可能性があると判断し、監視態勢を強化している」と述べた。 15日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、「ロナルド・レーガン」など「膨大な戦略資産(兵器)が南朝鮮(韓国)とその周辺に集結している」と強い警戒感を表明。「われわれの国家核武力は、米国の核脅威に終止符を打ち、軍事的侵攻を防ぐための戦争抑止力だ」と主張し、「米国との力の均衡」という最終目標達成に向け、核兵器の開発を進める方針を改めて強調した。(2017/10/16-10:04) 関連ニュース
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