沖縄県うるま市で昨年４月、 女性会社員＝当時（２０）＝を暴行し殺害したとして、 殺人罪などに問われた元米海兵隊員で軍属だったケネス・ シンザト被告（３３）は１６日、 那覇地裁（柴田寿宏裁判長）の 裁判員裁判初公判で「殺すつもりはなかった」 と述べ、 殺人罪の 起訴内容を否認した…
沖縄県うるま市で昨年４月、女性会社員＝当時（２０）＝を暴行し殺害したとして、殺人罪などに問われた元米海兵隊員で軍属だったケネス・シンザト被告（３３）は１６日、那覇地裁（柴田寿宏裁判長）の裁判員裁判初公判で「殺すつもりはなかった」と述べ、殺人罪の起訴内容を否認した。強姦致死と死体遺棄の罪は認めた。 米軍関係者による凶悪犯罪が度重なる中、今回の事件に沖縄の怒りと反基地感情が噴出した。市民から選ばれた裁判員が量刑などをどのように判断するか注目される。 起訴状によると、被告は昨年４月２８日午後１０時ごろ、うるま市の路上で女性会社員を乱暴目的で襲った。
