【ニューヨーク時事】 米ニューヨーク・ マンハッタンの 地下鉄駅をつなぐ地下通路で１１日発生した爆弾テロ事件で、 複数の 米メディアは同日、 自爆を試みた後に拘束されたアカイド・ ウラー容疑者（２７）がインターネットを通じて、 過激派組織「イスラム国」 （ＩＳ）から刺激を受け
【ニューヨーク時事】米ニューヨーク・マンハッタンの地下鉄駅をつなぐ地下通路で１１日発生した爆弾テロ事件で、複数の米メディアは同日、自爆を試みた後に拘束されたアカイド・ウラー容疑者（２７）がインターネットを通じて、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）から刺激を受けていたと報じた。捜査当局は容疑者の関係先を捜索し、動機を調べている。
マンハッタンで爆発、４人負傷＝「テロ試み」容疑者拘束－ＮＹ
米紙ニューヨーク・タイムズ（電子版）が伝えた複数の捜査関係者の話によると、容疑者は捜査当局の聴取に、現場のクリスマス関連のポスターをきっかけに犯行場所を選んだと供述。米軍によるシリアなどでのＩＳ空爆に対する報復が動機だったと説明した。ドイツでは２０１５年、クリスマス市を狙ったトラック突入事件が起きている。
容疑者は単独犯とみられ、直接ＩＳ関係者と連絡を取っていた形跡は確認されていない。 米メディアによると、ウラー容疑者は１１年にバングラデシュから米国に合法的に入国。ニューヨークのブルックリンに両親らと住んでいた。 テロは、午前７時２０分（日本時間午後９時２０分）ごろ発生し、容疑者以外に少なくとも３人が負傷した。爆発音がした後、地下通路内には白煙が立ち込め、多数の利用客が逃げ惑った。クオモ・ニューヨーク州知事はＣＮＮテレビに、容疑者の体に装着されていた爆弾は一部しか爆発しなかったと明らかにした。容疑者は爆発で重傷を負った。（2017/12/12-10:12） 関連ニュース
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