民進党は、 立憲民主党と希望の 党に、 国会での 統一会派の 結成を申し入れましたが、 立憲民主党が希望の 党とは理念や政策が異なり、 3党で統一会派を結成…
民進党は、立憲民主党と希望の党に、国会での統一会派の結成を申し入れましたが、立憲民主党が希望の党とは理念や政策が異なり、3党で統一会派を結成することはできないとしているのに加え、希望の党の一部にも慎重な意見があり、先行きは見通せない状況です。 民進党は26日、来年の通常国会で安倍政権と対じするためとして、立憲民主党と希望の党に統一会派の結成を申し入れました。 これに対し、26日、山尾志桜里衆議院議員ら4人が入党し、野党第1党になった立憲民主党は、希望の党とは理念や政策が異なり、3党で統一会派を結成することはできないという考えを伝えました。 一方、希望の党は27日にも党の役員会で統一会派の結成を議論する方向で調整していて、まずは民進党と2党で統一会派を結成すべきだという意見も出ていますが、一部には外交・安全保障政策などで民進党とは立場が異なるとして慎重な意見もあります。 民進党の執行部は、3党による統一会派を結成するとともに、来年2月の党大会に向けて、党の綱領や組織を見直し、新しい党に移行したい考えですが、元代表の蓮舫氏が離党届を提出して立憲民主党に入党届を出すなど、求心力の低下が顕著で、統一会派構想の先行きは見通せない状況です。