4日午前、 秋田県にかほ市の 海岸で一部白骨化した男性1人の 遺体が見つかりました。 遺体の 近くには木造船の 一部と見られる木片やハングルが書かれた缶…
4日午前、秋田県にかほ市の海岸で一部白骨化した男性1人の遺体が見つかりました。遺体の近くには木造船の一部と見られる木片やハングルが書かれた缶なども見つかっていて、警察は、遺体が漂着したいきさつを詳しく調べています。 警察によりますと、4日午前8時半ごろ、秋田県にかほ市金浦の海岸で一部白骨化した1人の遺体と木片が漂着しているのが見つかりました。 警察が調べたところ、遺体は男性で、身につけていた衣服には中国語が書かれていたということですが、身元の特定につながるようなものはなかったということです。また、遺体の近くには、木造船の一部と見られる木片のほか、ハングルが書かれた缶やバケツも見つかったということです。 警察や海上保安部では、男性や木片が漂着したいきさつを調べています。 一方、秋田県八峰町では、2日、岩館漁港近くの岩場に木造船の残がいが漂着しているのが見つかりました。木造船は原形をとどめておらず、多数の板がくぎがむき出しになった状態で散乱していたほか、救命胴衣もありました。 秋田県では、先月23日に8人を乗せて北朝鮮から来た木造船が由利本荘市で見つかったほか、26日には男鹿市で8人の遺体が乗った木造船が見つかるなど、木造船の漂着が相次いでいます。