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北朝鮮参加、IOC承認 3競技に22選手

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国際オリンピック委員会(IOC)は20日、 北朝鮮を来月9日に開幕する平昌冬季五輪に参加させることを正式に承認した。 20日、 スイス・ ローザンヌの 本部で開いた韓国、 北朝鮮、 大会組織委員会との 4者会談で決めた。 五輪では初めて合同チームを組む女子アイスホッケーなど3競技5種目に22選手、 コーチ役員24人の 選手団を派遣する。 開会式で2006年トリノ五輪以来となる朝鮮半島を描いた「統一旗」 での 合同入場行進も認められた。
国際オリンピック委員会(IOC)は20日、北朝鮮を来月9日に開幕する平昌冬季五輪に参加させることを正式に承認した。20日、スイス・ローザンヌの本部で開いた韓国、北朝鮮、大会組織委員会との4者会談で決めた。五輪では初めて合同チームを組む女子アイスホッケーなど3競技5種目に22選手、コーチ役員24人の選手団を派遣する。開会式で2006年トリノ五輪以来となる朝鮮半島を描いた「統一旗」での合同入場行進も認められた。
4者会談には韓国の都鍾煥・文化体育観光相、北朝鮮オリンピック委員会の金日国委員長(体育相)や組織委の李熙範会長らが出席。 IOCは大会に出場する選手団の登録期限は過ぎているが、特例で認めた。北朝鮮の冬季五輪参加は10年バンクーバー以来、2大会ぶりとなる。
出場選手の内訳は、フィギュアスケートのペアに2人、スピードスケート・ショートトラック男子に2人、アルペンスキー男女3人、ノルディックスキー距離男女3人、アイスホッケーに12人の計22人(男子7人、女子15人)が参加する。
アイスホッケーはすでに決まっている韓国代表23人に北朝鮮の選手が加わる。各試合ごとに22選手を登録して、最低3人は北朝鮮選手を起用する。国歌に代わり朝鮮民謡「アリラン」が斉唱される。【田原和宏】

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