北朝鮮 上海沖でタンカーに荷積み?:国連の 制裁対象に指定された北朝鮮籍の タンカーが、 ドミニカ籍の タンカーに、 中国・ 上海の 沖合で横づけしているの を、 海上自衛隊の 哨戒機が発見したことが、 FNNの 取材でわかった。 …
国連の制裁対象に指定された北朝鮮籍のタンカーが、ドミニカ籍のタンカーに、中国・上海の沖合で横づけしているのを、海上自衛隊の哨戒機が発見したことが、FNNの取材でわかった。積み荷を移していたとみられる。 20日早朝、北朝鮮籍のタンカーが、ドミニカ籍のタンカーに上海沖で横づけしているのを、海上自衛隊のP-3C哨戒機が発見し、撮影したことがわかった。 北朝鮮に対する国連の制裁決議に基づき、海上自衛隊は、石油などの密輸を防ぐため、範囲を広げて警戒していて、こうした現場の発見は、範囲拡大後、初めてとなる。 この北朝鮮籍のタンカーは、2017年12月に、国連安全保障理事会で、新たに制裁対象に指定されているが、今回発見された際には、船名を偽装していて、日本とアメリカは、石油製品などの積み荷を移していたとみて、分析している。 菅官房長官は記者会見で、「詳細は控える」としたうえで、「米国など国際社会と緊密な連携をして、引き続き、しっかり情報収集を行っていきたい」と述べた。