東日本大震災の 津波で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区では、 初日の 出を見る大勢の 人たちの 姿が見られました。
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区では、初日の出を見る大勢の人たちの姿が見られました。 東日本大震災の発生からことし3月で7年となり、津波で大きな被害を受けたこの地区には早朝から地元の人や別の町に移住した人など大勢の人が集まりました。 そして午前6時55分ごろに海岸線の防潮堤の上から太陽が昇ると、集まった人たちはまばゆい元旦の太陽を見ながら復興への思いを新たにしていました。 自宅を津波で流され、今は内陸に住んでいる男性は、「新しい町の姿ができてきているので、災害を乗り越えて、なるべく早く落ち着いた生活に戻るようになってほしい」と話していました。 震災発生から7年になることし、閖上地区では4月に小中一貫校となる学校が再建されるほか、年内にすべての災害公営住宅が完成する予定です。