Домой Japan Japan — in Japanese 鎮西“試練”越え勝利 初戦で司令塔赤星“一時”欠場 春高バレー

鎮西“試練”越え勝利 初戦で司令塔赤星“一時”欠場 春高バレー

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男女の 2回戦があり、 男子では昨夏の 全国総体優勝の 鎮西(熊本)が埼玉栄をフルセットの 末に破った。 セッターの 赤星伸城(…
男女の2回戦があり、男子では昨夏の全国総体優勝の鎮西(熊本)が埼玉栄をフルセットの末に破った。セッターの赤星伸城(3年)が一時医務室に向かったが、試合途中で復帰して逆転に貢献した。大村工(長崎)は静清(静岡)に勝利。佐賀商、別府鶴見丘(大分)、都城工(宮崎)は敗れた。女子では全国総体を制した東九州龍谷(大分)が氷上(兵庫)をストレートで破った。誠修(福岡)、鹿児島南、聖和女学院(長崎)も勝ち上がり、西原(沖縄)、都城商(宮崎)は敗れた。6日は3回戦と準々決勝が行われる。
男子の総体王者鎮西の初戦は、思わぬアクシデントから始まった。試合開始直前、セッター赤星の顔は青ざめていた。原因不明のじんましんを発症。一度はコートに立ったが、プレーはせず医務室に直行した。赤星は「頭がくらくらし、視界がぼやっとしていた」と振り返った。
司令塔不在で相手ブロックに攻撃が阻まれるなど苦戦。赤星は医務室で展開を聞いた。「このままでは後悔する」。医師にプレーの意思を訴えた。出場許可を得ると、第1セット途中でコートに戻った。
第1セットは失ったが、第2セットは本来の迫力ある姿を取り戻した。26-24、第3セットは29-27で接戦を制した。赤星は「体は苦しかったが、試合に出てとにかく勝ちたかった」と根性で耐え抜いた。初っぱなに訪れた“試練”をクリア。2冠を狙う王者はまた強くなった。 (山田孝人)

伊藤監督完勝もセッターに注文 大村工
男子の大村工はストレートで完勝したが反省も忘れなかった。セッター奥村(2年)の巧みなトス回しから攻撃を展開。25-21、25-22のスコアにも伊藤監督は「少し危なかったかな。奥村がトスを上げ急いでいた」と注文をつける。奥村は「この試合の経験を生かして3回戦も勝つ」と北陸(福井)戦を見据えた。

中盤8連続得点 誠修
女子の誠修が高松南(香川)を2-0で破って16強に進出した。1回戦はサブコート。この日初めてメインコートに立った緊張もあったのか、第1セットはジュースにもつれ込む接戦になった。それでも第2セットはゲームキャプテンの佐藤(3年)がサービスエースを決めるなど中盤に8連続得点して25-16で取った。リベロの芝野主将(同)は「自分たちのバレーをしっかりできた」と満足そうだった。

総体女王貫禄の白星 東九州龍谷
くせ者チームにてこずりながらも貫禄の初戦突破だ。全国総体女王の東九州龍谷が2-0のストレート勝ち。相原昇監督は「変則的な攻撃を仕掛けてくるチームでやりにくかった。(相手が)強かった分、弾みのつく勝利」とうなずいた。
ウイングスパイカーがセンターから速攻を仕掛けるなどした氷上に対し、第1セットは25-22、第2セットも25-23。ともに終盤まで競り合ったが、昨年7月の世界ジュニア選手権(メキシコ)で日本の銅メダル獲得の原動力となったエース中川美柚(みゆ)主将(3年)を中心に自慢の攻撃力で退けた。
中川は厳しいマークを受けても最高到達点311センチの跳躍力を武器に要所でスパイクを決めた。相原監督は「もっとやれる」と次戦以降の爆発を期待。中川も「緊張もあったがいい形で初戦に勝てた。次はもっと思い切りいく」と意気込んだ。 (大窪正一)
=2018/01/06付 西日本スポーツ=

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