平昌冬季五輪スピードスケート女子1500メートルは12日に高木美帆(日体大助手)と小平奈緒(相沢病院)、 菊池彩花(富士急)が出場する。 今季の ワールドカップ(W杯)前半戦の 4レースを全勝
【平昌=共同】平昌冬季五輪スピードスケート女子1500メートルは12日に高木美帆(日体大助手)と小平奈緒(相沢病院)、菊池彩花(富士急)が出場する。今季のワールドカップ(W杯)前半戦の4レースを全勝し、金メダルを狙う高木美は11日、レースと同じ夜の時間帯に氷上で30分ほど最終調整した。 練習するスピードスケート女子の高木美帆(11日、江陵)=共同 今大会最初のレースとなる小平も氷に乗り、ともに出だしから中盤までのタイムを計るなど、スピード感を確かめた。高木美は最終14組で世界記録保持者のヘザー・ベルフスマ(米国)と同組。菊池は13組、小平は2組に登場する。 高木美は10日の3000メートルで5位とメダルは逃したが、低地リンクでの自己記録を塗り替えた。短距離のエース、小平は14日の1000メートルに向け、リンクの状態や試合感覚の確認に重点を置きつつ上位をうかがう。 3000メートルで表彰台を独占したオランダ勢が手ごわい。今季ここまでは目立っていなかったが、五輪に合わせて調子を上げてきた。10日に銀メダルを獲得し、1500メートルも前回ソチ大会2位のイレイン・ブストら実力者がそろっている。