【ワシントン=大木聖馬】 5月までに開かれる見通しとなったトランプ米大統領と北朝鮮の 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との 会談を巡り、 中央情報局(CIA)など米国の 情報機関が活発に動き、 トランプ氏の 政策決定で重要な【国際】
【ワシントン=大木聖馬】5月までに開かれる見通しとなったトランプ米大統領と北朝鮮の 金正恩 ( キムジョンウン ) 朝鮮労働党委員長との会談を巡り、中央情報局(CIA)など米国の情報機関が活発に動き、トランプ氏の政策決定で重要な役割を担っている。
米メディアの報道や米政府関係者らの話から明らかになった。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は10日、トランプ氏が8日に韓国の特別使節団との面会で、正恩氏と会談する意向を表明したことについて、「(韓国から伝えられた)正恩氏による会談要請(の件)は全く驚きではなかった。情報機関から事前に報告を受けていたからだ」とする米政府当局者の話を伝えた。
トランプ氏は情報機関の報告を基に、正恩氏の会談要請への対応を定め、特使団との面会に合わせて受諾を表明した。面会には、米国の複数の情報機関を統括するコーツ国家情報長官も同席した。