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静岡の鈴木投手「甘い球を見逃してくれず」

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○東海大相模(神奈川)8-1静岡(静岡)● 初戦を完封した先発の 春から「頼む」 と託された。 静岡の 鈴木翔也投手(3年)は、 優勝候補の 東海大相模を相手に4点の リードを許していた五回に登板。 七回まで走者を毎回出しながらも要所を締めた。 「130キロ台の 直球でも抑えられる」 と甲子園初登板で確かな手応えをつ
○東海大相模(神奈川)8-1静岡(静岡)●
初戦を完封した先発の春から「頼む」と託された。静岡の鈴木翔也投手(3年)は、優勝候補の東海大相模を相手に4点のリードを許していた五回に登板。七回まで走者を毎回出しながらも要所を締めた。「130キロ台の直球でも抑えられる」と甲子園初登板で確かな手応えをつかんだ。
八回は味方の失策をきっかけに失点。さらに3連続長短打を浴びて降板した。3失点で自責点ゼロながら「野手のミスは投手がフォローしないと。(相手打線は)甘い球を見逃してくれない」と課題を挙げた。
昨秋の静岡大会までつけていた背番号1は、春に奪われた。「(春は)コントロールが良い」と、自分との力量差は認識している。
自身の甲子園初登板を同学年のエースから「緩急を使った自分の投球をしていた。ここからはライバル」と評され、「(背番号)1番を奪い返す」と宣言。仲間とのエース争いと切磋琢磨(せっさたくま)が再び始まる。【吉見裕都】

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