28日午後4時半ごろ、 熊本市東区の 駐車場で男性(65)が顔を切られる事件があり、 逃走した男(36)が駆け付けた警察官に刃物を持って向かってきたため警察官が拳銃を5発発砲し、 銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。 4発が命中し、 男はその 後死亡した。 この 際、 警察官も男に顔を切られ重傷を負ったが、 命に別条はないという。 「何があった」 「怖い」 =突然銃声、 怒号も-おびえる住民・ 熊本 熊本県警熊本東署によると、 男は男性と同じアパートの 階下に住んでおり、 統合失調症による入通院歴があるという。 同日午後4時半ごろ、 同
28日午後4時半ごろ、熊本市東区の駐車場で男性(65)が顔を切られる事件があり、逃走した男(36)が駆け付けた警察官に刃物を持って向かってきたため警察官が拳銃を5発発砲し、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。4発が命中し、男はその後死亡した。この際、警察官も男に顔を切られ重傷を負ったが、命に別条はないという。
「何があった」「怖い」=突然銃声、怒号も-おびえる住民・熊本
熊本県警熊本東署によると、男は男性と同じアパートの階下に住んでおり、統合失調症による入通院歴があるという。 同日午後4時半ごろ、同区新南部の駐車場で、男性から「包丁で切られた。男が逃走した」と110番があった。同40分ごろには、現場から約400メートル離れた同区下南部の消防署出張所から「玄関前に刃物を持った男がいる」と110番があり、署員2人が駆け付けた。 男が刃渡り約15センチの包丁を持って走ってきたため、男性巡査長(40)が拳銃を取り出し、「撃つぞ」と警告。しかし、男に押し倒され馬乗りになって切り付けられ、巡査長は至近距離から5発を発射。弾は男の胴体に3発、右腕に1発命中した。男は約1時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。 同署によると、5発は拳銃の弾倉に入っている全弾。巡査長は顔面を3カ所切られた。通報した男性は男と口論になったとみられ、頬を切られ軽傷。同署は容疑を殺人未遂に切り替え、当時の詳しい状況を調べている。 同署の江藤真吾副署長の話 被害者と警察官の生命に危険が及んだ状況で、拳銃使用はやむを得なかったと考えるが、事実関係を確認中。(2018/05/29-00:30)