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威嚇射撃せず 1人死亡、熊本県警が状況調査

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熊本市東区の 住宅街で住人らに切りつけた男が警察官に撃たれて死亡した事件で、 熊本県警は一夜明けた29日、 同区下南部(しもなべ)1の 発砲現場で弾痕などを捜索した。 県警は発砲について「被害者と警察官の 生命に危険が及んだ状況で、 やむを得なかった」 との 見解を示しているが、 警察官の 武器使用について定めた警察官
熊本市東区の住宅街で住人らに切りつけた男が警察官に撃たれて死亡した事件で、熊本県警は一夜明けた29日、同区下南部(しもなべ)1の発砲現場で弾痕などを捜索した。県警は発砲について「被害者と警察官の生命に危険が及んだ状況で、やむを得なかった」との見解を示しているが、警察官の武器使用について定めた警察官職務執行法などの法令に基づき適正だったか調べている。
現場の捜索は午前9時半、県警熊本東署の男性巡査長(40)が近くに住む職業不詳の男(36)に顔を切りつけられ発砲した路上であり、捜査員らが弾痕などを捜した。
県警によると、男は28日午後4時半ごろ、同区新南部(しんなべ)の同じアパートに住む住人男性(65)を刃渡り約15センチの包丁で切りつけ、止めようとした別の男性を約400メートル離れた発砲現場の東消防署託麻出張所まで追いかけた。
駆けつけた署員が包丁を捨てるよう呼びかけ、拳銃を取り出し「撃つぞ」と予告したが男は巡査長に突進したため、巡査長が1発発砲。さらに男が馬乗りになって顔を切りつけるなどしたため、巡査長は残る4発も続けて発砲した。男は右腕に1発、胴体に3発被弾して約1時間後に死亡が確認された。
警察官職務執行法は警察官の拳銃使用を「犯人逮捕や逃走防止、自己や他人の防護のため必要と認める相当の理由がある場合」などに限定。同法に基づく「警察官等けん銃使用及び取扱い規範」は相手に向けて発砲する前の原則として、拳銃を構えて警告したうえで、上空などに向けて威嚇射撃するよう定めている。県警によると、巡査長は1発目を男に向けて撃っていた。1発目が当たったかは不明。【石井尚、林壮一郎】

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