日本と中国、 韓国の 首脳会談が9日、 日本で開催されることになった。 アジア太平洋地域では最近、 朝鮮半島情勢などをめぐって活発な外交活動が展開されている。 日中韓首脳会談が開かれるの は2015年11月以来、 2年半ぶり。 安倍晋三首相が中国の 李克強(リーコーチアン)首相、 韓国の 文在寅(ムンジェイン)大統領…
(CNN) 日本と中国、韓国の首脳会談が9日、日本で開催されることになった。アジア太平洋地域では最近、朝鮮半島情勢などをめぐって活発な外交活動が展開されている。
日中韓首脳会談が開かれるのは2015年11月以来、2年半ぶり。安倍晋三首相が中国の李克強(リーコーチアン)首相、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領を日本に迎える。会談では文氏が、先月27日の南北首脳会談での結果を報告する見通しだ。
韓国大統領府によると、現職大統領による訪日は6年半ぶり。
日中間の関係は12年、尖閣諸島の領有権をめぐって冷え込んだが、今年8月に迎える平和友好条約締結40周年の節目を前に改善の機運が高まっている。
両国はともにトランプ米政権による強硬な通商政策の標的とされ、朝鮮半島をめぐる南北、米朝間の交渉から取り残された立場でも共通するとの指摘がある。
今年1月に日本の河野太郎外相が訪中し、4月には中国の王毅(ワンイー)国務委員(副首相級)兼外相が日本を訪れていた。
李氏は8日から11日にかけて公式の賓客として日本を訪れ、天皇陛下とも会見する。