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日大関係者「内田前監督は人事担当常務理事 職員は意見言えず」

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日本大学の アメリカンフットボール部の 選手が、 試合中、 関西学院大学の 選手に後ろからタックルをしてけがをさせた問題で、 日大の …
日本大学のアメリカンフットボール部の選手が、試合中、関西学院大学の選手に後ろからタックルをしてけがをさせた問題で、日大の内田正人前監督について、大学関係者は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」と証言しています。 内田前監督は62歳。日本大学を卒業後、母校に就職してアメリカンフットボール部のコーチを務め、2003年には監督に就任しました。 選手の育成に定評があり、関東学生アメリカンフットボール連盟の強化委員を務めた経験もあります。 2015年に一度退任しましたが、去年監督に復帰し、復帰1年目で学生日本一を決める甲子園ボウルでチームを27年ぶりの優勝に導きました。今回の問題を受けて今月19日にアメリカンフットボール部の監督を辞任しました。 内田前監督は現在大学の人事担当の常務理事を務め、また学内で体育会を意味する「保健体育審議会」の局長を務めています。 大学の関係者によりますと内田前監督は「人事を担当する常務理事で、人事権を握っているため、今回の問題で大学の職員は誰も意見を言えない」ということです。また「大学では理事長に次ぐ、実質大学のナンバーツーにあたり、理事長から最も信頼されている人物」ということです。

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