Домой Japan Japan — in Japanese 朝日阪神支局襲撃から31年=小尻記者悼む-兵庫

朝日阪神支局襲撃から31年=小尻記者悼む-兵庫

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兵庫県西宮市の 朝日新聞阪神支局で1987年、 記者2人が殺傷された襲撃事件は3日、 発生から31年となった。 同支局1階には犠牲となった小尻知博記者=当時(29)=を追悼する拝礼所が設けられ、 朝日新聞社によると市民ら約640人が訪れ、 花を手向けて静かに冥福を祈った。 発生時刻の 午後8時15分には、 渡辺雅隆社長ら関係者約100人が黙とうをささげた。 事件が起きたの は87年5月3日夜。 目出し帽をかぶった男が阪神支局に侵入して散弾銃を発砲、 小尻記者が殺害され、 犬飼兵衛さんが右手の 小指と薬指を失う重傷を負った
兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局で1987年、記者2人が殺傷された襲撃事件は3日、発生から31年となった。同支局1階には犠牲となった小尻知博記者=当時(29)=を追悼する拝礼所が設けられ、朝日新聞社によると市民ら約640人が訪れ、花を手向けて静かに冥福を祈った。発生時刻の午後8時15分には、渡辺雅隆社長ら関係者約100人が黙とうをささげた。 事件が起きたのは87年5月3日夜。目出し帽をかぶった男が阪神支局に侵入して散弾銃を発砲、小尻記者が殺害され、犬飼兵衛さんが右手の小指と薬指を失う重傷を負った。犬飼さんは事件の1年後に復帰。2007年に退職し、今年1月に73歳で他界した。 追悼に訪れた同市の男性会社員(56)は「言論を暴力で封じ込めようとする事件に怒りを感じる。二度とこのようなことは起きてほしくない」と語気を強めた。今年で小尻記者が亡くなった年齢と同じ年になる同市の女性保育士(28)は、「これからもっと頑張っていこうという年齢で、無念はいっぱいあったと思う」と悼んだ。 襲撃事件では「赤報隊」を名乗る犯行声明が出された。一連の朝日新聞襲撃事件(警察庁指定116号事件)はすべて時効となっている。(2018/05/03-21:55)

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